【霊的世界の実証２　VOL.023】★エネルギー世界（その３）

【霊的世界の実証２】　　　Vol.023

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　＜今回のテーマ＞

　★エネルギー世界（その３）

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　皆さん、こんにちは。大和武史です。

　めっきりと秋らしくなってきましたね。風邪など引かないように気をつけてください。

　エネルギー世界は目には見えません。だから、あるかどうかが分かりません。しかし、目に見えないものにこそ、大事なものが多いのです。たとえば、愛は目に見えません。愛というものがあるわけではないのです。幼い子に愛を説明することはとても難しいと思います。目に見えるものは教えることは比較的簡単ですが、目に見えないことを教えるのは難しいことです。

　しかし、いつの頃からか私たちは愛を感じます。人によって色々でしょうけれども、親の愛情や友達の愛情、また恋するということを体験します。異性に恋すると今までとは違った感性に目覚めます。相手に良く見てもらいたくて、おめかししたり、服装にこったりし始めることもあるでしょう。

　この幼い恋が成就するかどうかは別としても、こうした経験を経て私たちはこころの中の繊細な感情を知ることになるのです。目には見えないけれども確かにあるものとして恋や愛の感情を確認します。そして、それがとても価値のあることも身をもって知ります。

　この繊細で、頼りないようにさえ思える感情ですが、その実、愛のために身を投げ打ってでも一緒になりたいという、一見馬鹿げたことを理解できるようになります。そして、その賛否は分かれるでしょうけれど、愛に生きる人は決して馬鹿な人でもなく、ある意味ではとても素晴らしいことでもあります。

　人生に何を求めるかによって選択が変わってくるのだと思います。愛に生きて突き進むことを目指す人生もとても素晴らしいことです。また、仕事の中で成長を目指すことも素晴らしいことです。家庭や子育てに専念することも素晴らしいことなのです。要は、自分が人生の意味づけをするのです。

　自分で決めて、悔いのないように一生懸命に生きていくことが素晴らしいことなのですね。何をするかではなく、どのように生きるかです。結果ではなく、経過、プロセスです。このときに、人生を台無しにすることのないように、注意しなければならないことがあります。それは、たった一度の人生を楽しまなければ損だという考え方です。

　どうせ死んだら終わりなんだから、生きている間に楽しいことをしようとか、苦しい思いをする必要はないとか、こんな考え方が魔の誘惑です。いいですか、だれが死んだら終わりなどと証明したのですか。そんなこと証明されてはいません。世間の浅はかな考えに迎合してはいけません。

　生命は永遠のものです。エネルギー世界は存在します。この事実を見失って、死ねば終わりなどと考えてしまうと悪魔の誘惑に負けることになってしまうのです。永遠の生命であればこそ、今回の人生が教訓としていつまでも残るのです。だから、努力する必要があるのです。決して無駄にならないからです。

　永遠の生命が証明されれば疑うこともなくなるのでしょうけれど、現時点の科学ではそれはまだ無理です。ですから、信じるということが必要になりますが、信じるからこそ強くなれるのです。信じて生きるから人生の中に強さが出てくるのです。信じることです。それはきっと間違いのないことですし、死んでも生命が消えないことは死んだときにはっきりと自分で確認できますから。

　どんなに困難なことが起きてきても、どんなに悲しいことがあっても、人生は多くの学びをもたらしてくれます。すべてはあなたの成長の糧になります。無駄なものなど何もありません。起きてくることは必ず何らかの意味があるのです。そして、自分にとっての課題でもあります。そうしたことを体験して、乗り越えていくことで一段と成長していくように、そのために起きていることなのです。

　決して逃げないないこと、焦らず、じっくりとマイペースで取り組んでいくことです。そのときに、たとえどんな結果が出ても、あなたの人生は間違いなく輝いているのですから。ならば、決して負けることなく最後まで戦いましょう。誰と戦うかというと、もちろん自分とです。負けそうになる自分、逃げたくなる自分、怠ける自分、弱い自分に挑戦しましょう。

　きっと勝てます。他ならぬあなた自身との戦いですから、敵を良く知っているはずです。恐怖などありませんし、負けたら悔しいです。永遠の生命には勝利しかないのです。なぜなら永遠の時間が約束されているからです。たとえ、今回の人生の中では勝つところまでいかなくても次がありますから、いつかは勝つに決まっているのです。それが生命という黄金の存在なのですから。